審査員講評

林家 木久蔵氏(落語家・ふるさと三鷹応援団)

昨年に引き続いて拝見して驚いたのが、応募数がとっても増えたこと、そしてもっと驚いたのが、皆様のこの作品の画力構成の大幅アップ。これには本当に驚きました。

そして何よりも嬉しかったのが、下は幼児から上は年配の方まで、そして北は北海道から南は沖縄まで参加してくださったことです。公平を期すために一切前情報なく、作品を拝見させてもらったんですけども、 賞が決まった後、皆様のお名前、年齢、そしてお住まいを拝見して驚きました。果たして、遠方の皆様、授賞式のときに来てくださるのかって心配になったぐらいですからね。

来年もおそらく第3回、そして再来年もとどんどんどんどん増えていくことになると思いますが、 ぜひまた私も審査員として参加させていただきたいと思います。皆様の作品を「見るぞう、木久蔵」でお付き合いさせてください。受賞なさった皆様、誠におめでとうございました。

小坂 タイチ氏(イラストレーター)

この度受賞された皆様、本当におめでとうございます。

今回は第1回を上回る数の応募があったとお聞きし、本当に嬉しく感じるとともに改めてスタジオジブリの求心力の強さを感じております。今回も三鷹愛やジブリ愛を感じる作品がたくさんあり、審査会も大変盛り上がりました。

第2回ということで昨年の受賞作品という事例があるためか、クオリティの高い作品が多く審査が難航したことも非常にポジティブな現象だったと感じております。

私個人としては4コマ漫画ですので、シンプルでわかりやすいものを基準に、ストーリーに一捻りの工夫が感じられるものやオチにインパクトのあるものを中心に選ばせていただきました。

今後もこのコンテストが長く続いていき、ポキや三鷹をもっとたくさんの方に知っていただける機会になれば嬉しいです。

現代 洋子氏(漫画家)

昨年を上回る応募総数、2歳から87歳、北海道から沖縄まで、しかも去年より確実にレベルの高い作品の数々に審査員一同驚きました。

一般部門の最優秀賞はアイデア、構図、絵の上手さが頭一つ抜きん出た、魅力的な作品でした。ジブリ作品のオマージュを感じさせる点もよかったです。ジュニア部門は今年はパソコンで描いた力作が多く、ジュニアとは思えないくらいの作品の数々に驚きました。その中で最優秀賞の「三ポキ市」は、素朴でかわいい絵柄に斬新な発想のミスマッチで面白かったです。

小学生対象の「夏休み4コマまんが教室」でも思いましたが、三鷹の子どもたちの生活にPokiが身近な存在になっているんだなあと、年々思います。今後もPokiを可愛がってあげてくださいね。

西岡 純一氏(株式会社スタジオジブリ 執行役員 広報・学芸・海外事業担当)

ポキの4コマ漫画に応募された皆さん、たくさんの心がこもった楽しい作品を本当にありがとうございました。そして入選された皆さんにおかれましては、本当におめでとうございます。

4コマ漫画のコンテストも今回で2回目となり、格段にレベルアップした作品が昨年以上の点数、寄せられました。一作品一作品、じっくり見ているといずれも甲乙つけがたく思えて、審査するのはとても難しかったです。僕が選んだ作品はいずれも落ちがわかりやすく、温かい気持ちになる作品を評価したつもりです。審査員の先生方も同じような基準で評価されていたように思います。

今回惜しくも入選や佳作に選ばれなかった作品も、選ばれた作品とその差は紙一重なので、次回の応募ではその辺りを意識すると入選しやすいかもしれませんよ。また、このコンテストが開催されることを祈ってます。

スポーツと文化部長 大朝摂子

今年も多くの皆さんにPokiの物語をつくっていただきました!ありがとうございました。

4コマ漫画作品の中のPokiは、朗らかでちょっとおちゃめ。思わずクスッと笑ってしまう作品が多いのは、漫画を描いてくれた皆さんがPokiに抱いている印象の共通点なのかもしれません。三鷹市民の皆さんに加えて、全国の皆さんにPokiを描いていただいてうれしいです。これからもPokiをどうぞよろしくお願いします!

ページの先頭へ戻る