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CUCUA FLOWER

公開日 2025年03月31日

MITACOLORプロジェクト

CUCUA FLOWER

CUCUA FLOWER(ククァフラワー)が生まれたきっかけや、背景にある思いとは。
オーナーの階上(はしかみ)拓真さんにお話を伺いました。

ビジュアル重視の韓国式花屋

――階上さんは普段どんなお仕事を?

 お花のお店と、撮影の仕事ですね。広告やアーティストさんのミュージックビデオ、イベント会場などでお花の装飾をしています。お店ではワークショップやレッスンもやってますよ。

――お店には一般の方も入れる?

 もちろんです、普通に生花屋さんですので。最近はSNS のおかげで海外のものを簡単に見られる時代になって、特に若い世代のあいだで「韓国のお花」が流行ってるんですね。ピョンピョン跳ねたり凹凸感のあるアレンジが「可愛いよね」と。なので自分も韓国式のビジュアルに振りきったお花屋さんを始めました。

――どんなお花を買える?

 一般的なお店には並んでない、ちょっとくすんだ色や淡い色など、ニュアンスのある色に絞ってますね。造花じゃない生花でこういう色があるんだ、お花って可愛いじゃんって発見してもらえたら。好みの分かれる系統ではありますが、オーナーの「好き」を提案できるのがお花屋さんの良いところだと思うので。なのでうちに仏花は置いてないんです。この世界観が好きな方に来ていただいてますね。

――どういうお客さんが多い?

 ほとんどはギフト需要ですね。Instagramで知ってもらってご予約いただいて、何かの記念日やご友人のお誕生日にお花を、という方が多いです。

身近なお花を自分の仕事に

――お花の仕事を始めたきっかけは?

 大学時代に教員免許を取得して、公務員や会社員としてはたらく道を考えてました。でも、ちょっと変な話になっちゃうんですけど、大学時代に付き合ってた彼女がすごくお花が好きなひとで。彼女の記念日にお花を選んだり、デートでフラワーパークに行ったりして、お花と自分の距離が近かったんですよ。自然が多い北海道で育ったのもありますね。

 それで東京に出てきて、新卒で日比谷花壇に入社しました。ここではお花屋さんのイロハを学びましたね。どうやってお客さまの贈りたいお花を聞き出すかとか、お花の管理をどうするかとか。お花の品質を保つための勉強もさせてもらいましたね。

――そして「CUCUA FLOWER」を始めた?

 あるときモデルさんの宣材写真の撮影に協力したことがあったんです、お花の装飾で。それから撮影の実績を積んで、ポートフォリオが名刺代わりになって。そうやって仕事の幅を広げていきながら、お花にはこんなに種類があって、こんなに可愛いのがあるってことを一般のお客さまにも知ってもらいたくてお店を始めました。

 屋号の「CUCUA」って、韓国語で「菊」という意味があって。表向きには「僕にとって菊という花がとても大切で、お客さまにも思い入れのあるお花を見つけていただきたい」と言ってるんですが、お花の業界をめざすきっかけを作ってくれた彼女の苗字に「菊」の字が入ってたんですよ。

 彼女がいなければ今の僕はないので、感謝の気持ちをお店の名前に込めています。結局、その子とは別れちゃったんですけどね(笑)。

店名 CUCUA FLOWER
営業時間 OPEN 11:00-20:00
営業日 年中無休
住所 〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3-22-14 三富士ビル101号

CUCUA FLOWER

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