公開日 2023年12月15日
更新日 2023年12月15日
施設概要
三鷹市牟礼研究開発センターの外観
名称 | 三鷹市牟礼研究開発センター |
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所在地 | 三鷹市牟礼6-25-5 |
着工 | 1997年1月末 |
竣工 | 1997年10月 |
敷地面積 | 627.23m2 |
用途地域 | 準工業地域 |
建ぺい率 | 60% |
容積率 | 200% |
建築構造 | 鉄筋コンクリート造 3階建 |
建築面積 | 340.58m2 |
延床面積 | 1,015.91m2(駐輪場等含む) |
電気 | 共同受電設備 |
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水道 | 各区画に完備(予備栓あり) |
下水道 | 各区画に完備 |
空調設備 | 各区画に完備 |
エレベーター | 積載重量1.5t(荷物用) |
電話端子 | 各区画に完備 |
テレビ端子 | 各区画に完備(CATV用端子) |
インターホン | 各区画に完備 |
共用施設 | 会議室、湯沸場、トイレ、駐車場、駐輪場、消防設備 |
区画 | 1階 | 2階 | 3階 |
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面積 ㎡ | A 98.0 B 67.2 会議室 |
C 98.0 D 67.2 E 51.3 |
F 98.0 G 67.2 H 51.3 |
天井高 m | 3.2 | 2.8 | 2.5 |
床荷重 t/㎡ | 2.0 | 1.0 | 0.7 |
電灯用 |
10KVA |
10KVA 8KVA 5KVA |
15KVA 10KVA 10KVA |
動力用 | 45KW 30KW |
45KW 30KW 23KW |
20KW |
建設の目的
三鷹市は、戦前、戦後を通じて電気機械器具製造、精密機械器具製造、出版・印刷関連産業等の製造業を中心として、一定の工業集積を形成してきました。
しかし、昭和40年代からの人口急増による都市化の波は、住工混在と地価の高騰をもたらし、工業の操業環境は悪化の一途をたどり、中規模企業を中心として企業の市外流出が続いてきました。
一方、急激な都市化の波に都市計画道路事業等の都市の機関設備や住環境の整備が追いつかない状況もありました。
こうしたことを踏まえて賃貸型工場アパート「三鷹市牟礼研究開発センター」は、
- 都市計画道路事業等のために工場の建て替えや移転を余儀なくされる事業者の仮工場施設及び移転の受け皿
- 市内製造業の約7割が10人未満の小規模零細企業であることや半数以上が用途地域上住居系地域に立地し、用途地域上の制限から工場の建て替えや設備の拡充などが困難となっているため、この施設を受け皿として土地利用上の用途純化を進める
- 従来の業態を研究開発型企業へ展開しようとするもの
以上の目的に合致する企業者に本施設を提供し操業環境の改善と併せて住環境の整備を進めようとするものです。
これからのまちづくり ~住宅と工場の共存をめざして
1997年2月より建設を進めてきました、賃貸型工場アパート「三鷹市牟礼研究開発センター」(牟礼6-25-5)の竣工式は同年10月25日(土)におこなわれました。
同センターは、多摩地域では初めての賃貸型工場アパート。三鷹市のまちづくりのポイントである、住宅と工場がバランス良く共存する「住工共生」のまちをめざすモデルケースとして注目されています。
竣工式は同時に、一般への公開になりました。当日は、近隣の住民の方々や、東京都・三鷹市職員、旧財団法人三鷹市まちづくり公社役員など多くの関係者が列席。
賃貸型工場アパート「三鷹市牟礼研究開発センター」は、都市計画道路事業などによる立ち退き移転や建て替えなどによる一時移転先の確保、住工混在地域の解消、研究開発型の事業展開をめざす企業の育成を目的に建設されました。騒音や振動をできるだけ防ぐ構造を採り入れ、周辺住宅への配慮を心がけた建物となっています。
入居企業ご紹介
空き区画が出た場合、入居企業の募集は、一般不動産としてのテナント募集のほか、広報みたかや株式会社まちづくり三鷹ホームページ等でも募集告知します。