公開日 2023年04月01日
~魅力ある商業の再生と新たな産業の創出をめざして~
三鷹市における中心市街地活性化の経緯
三鷹市では1996年に「三鷹市産業振興計画」及び「三鷹駅前地区再開発基本計画」を策定し、市内の商工業及び工業振興を進めるため、三鷹駅前約17ヘクタールを再開発エリアと定め、周辺環境と調和した都市整備を進めてきました。
1998年7月に「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律(以下「中心市街地活性化法」という)が施行され、三鷹市では1998年10月に「三鷹市中心市街地活性化基本計画(以下「活性化基本計画」という)」を策定しました。この計画の中で、先の再開発エリアを中心市街地活性化エリアと指定し市街地の整備改善及び商業等の活性化に関する事業を実施することとしました。
三鷹TMO=株式会社まちづくり三鷹
三鷹市の第3セクターとして1999年9月に設立された「株式会社まちづくり三鷹」が提出した「三鷹TMO構想」は、2001年3月26日に三鷹市より認定され、あわせて「株式会社まちづくり三鷹」は三鷹市の「まちづくり機関(Town Management Organization 通称:TMO」として認定を受けました。
「三鷹TMO構想(中小小売商業高度化事業構想)」は、三鷹市の「活性化基本計画」に即し、中心市街地の特性や地域経営資源を最大限に生かしながら、主に中心市街地における商業やまちの活性化を推進するための構想です。
その後、三鷹市が策定した「TMO計画(中小小売商業高度化事業計画)」の中では、第2期三鷹産業プラザ建設事業及びテナントミックス事業については、三鷹TMO=株式会社まちづくり三鷹が事業主体となり、その他事業については、三鷹市や三鷹商工会、地域商業者、市民、各種団体などと連携し、事業の推進を図ることとしています。
※「まちづくり機関(TMO)」とは、中心市街地における商業等の活性化と都市基盤整備を一体的に捉え、商店街の店舗構成やソフト支援事業だけでなく、街区整備を総合的におこなうために、自治体ほか関係機関とのコンセンサス形成をおこないまちづくりに関して総合的にプロデュースする機関です。
※「三鷹TMO構想」は2003年8月に改定。
三鷹TMOとしての主な事業
- 三鷹駅前の中心市街地活性化エリア内での魅力ある商業空間づくり
- 三鷹電子商店街「みたかモール」の運営支援
- 三鷹市の新マスコットの商品開発
- 駐車場・駐輪場の管理
- 市民住宅の管理など
- 三鷹産業プラザ、タウンプラザなどの管理・運営など
「三鷹TMO構想」(2001年 株式会社まちづくり三鷹 編集・発行)
「情報都市みたかをめざして」(2000年 株式会社まちづくり三鷹 編集・発行)
「みたかイズム」(2003年 株式会社まちづくり三鷹 編集・発行)より要約